耳穴型補聴器のメリットとデメリットは

耳穴型補聴器メリット・デメリット

耳穴型補聴器メリット・デメリット補聴器の装用を考える時、初めて着ける方はどのタイプの補聴器を購入すればいいか迷いますよね。
補聴器は大きく分けると耳穴型・耳掛形・ポケット型とありますが、今回は耳穴型補聴器(オーダーメイド)の特徴やメリット・デメリットを簡単にご紹介しようと思います。

耳穴型補聴器にもたくさんの種類がある

耳穴型補聴器にも極小の小さいタイプや高出力のハイパワータイプなど大きさや出力などたくさんの種類があります。
大きさ・パワー・ボリュームなど細かい仕様を含めると補聴器メーカー1社で50種類以上あると思います。
聞こえのレベル(聴力)や使い勝手などにより最適なものを選ぶことができますよ。

CICタイプ

CICタイプ 宇都宮目立たない小さいサイズの耳穴型補聴器です。耳の穴にすっぽり納まるサイズです。
一般的に軽度難聴から中度難聴向けのものが多いです。最近は小型でパワータイプのものも発売されています。

CTタイプ

CTタイプ 宇都宮耳穴型の定番のサイズの補聴器です。耳の穴にぴったり納まるサイズです。
一般的に軽度難聴から高度難聴まで対応しています。耳穴型のスタンダードな形で、指向性機能や通信機能など色々な機能が搭載されているものがあります。

LSタイプ

LSタイプ 宇都宮耳穴型では一番大きなサイズの補聴器です。耳の穴全体を使ったサイズです。
一般的に中度難聴から高度・重度難聴まで対応しています。形も大きいので小さい補聴器は扱いにくい方にも向いています。パワーが強いものもが多いのも特徴です。

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耳穴型補聴器の特徴

オーダーメイドの耳穴型補聴器の特徴は、使用する人の耳型を採取して一つ一つ作りますので、その人専用の補聴器となります。
耳にぴったりと納まりフィットしますので、着けていて耳穴から落下してしまうなどはほとんどありません。(しっかり装用されていないなどは除きます)

耳穴型補聴器のメリット

耳穴型補聴器のメリットは次のようなものが挙げられます。イラスト

 

・装用しているのが気がつかないくらい小さい極小の補聴器がある
・耳の中に補聴器があるので、耳本来の機能(耳介の集音効果)などが得られる
・帽子やマスク、メガネなどの邪魔にならない
・耳型を採って作るので、ぴったりし落下の心配が少ない
・髪の毛などのガサガサ音は入らない
・耳の奥に入るCICタイプなどは風の音などが少ない
・汗の影響を受けにくい
・耳掛形に比べ、両耳に装用していても「いかにも補聴器をしている」というよう
な感じにはならない

耳穴型補聴器のデメリット

耳穴型補聴器のデメリットは次のようなものが挙げられます。イラスト

 

・小さいタイプなどは手先が不自由な方は扱いが難しい
・耳だれなどが出る方は注意しないと故障しやすい
・耳型を採取して作るので採取する人の技術レベルで出来栄えが変わる
・部品を組み込むので、耳穴が極端に細いなど耳の形状によっては作成できない場合がある
・耳の中に入るので、こもり感や圧迫感などが出る場合もある

メーカー独自のオリジナルモデルもある

一般的な形の耳穴型補聴器ではなく、メーカー独自のオリジナルの形の耳穴型補聴器もあります。

シーメンスシグニア補聴器のクール

最近はワンタッチ補聴器とも言うようになりましたが、耳の中奥に入れるのではなく、耳穴の入口に乗せるだけの簡単装着の補聴器です。奥まで入らないので、耳穴型補聴器のデメリットにもあるような「こもり感や圧迫感」も少なく、装用感の良い快適な着け心地ですよ。クール 形 宇都宮

販売店によっては耳掛形をすすめるお店も・・・

先にも書いたように、耳穴型の補聴器を作製するには耳型の採取(型採りやインプレッション採取とも言う)が必須となります。
orderkatadori耳の中は1人1人曲りや太さ、皮膚の柔らかさなど違いがあり、特に小型の補聴器作製などには高度な耳型採取技術が必要になってきますので、耳型採取の技術に自信のない販売店や自店舗の販売員ではできずメーカーなどに依頼するメガネ店などでは耳型採取の必要のない耳掛形などを勧める場合もあるようです。

質の高い耳穴型補聴器を作るには、経験豊富な認定補聴器技能者のいる補聴器専門店で作製することをお勧めしますね。

まとめ

耳穴型補聴器に限ったことではありませんが、どの形の補聴器でも多かれ少なかれメリットデメリットが必ずあります。補聴器を使う方の使用目的や何を優先するかによって補聴器の形選びも変わってくると思いますので、自分に合った補聴器選びの参考にしてくださいね。

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