補聴器に慣れって必要なの?

補聴器 慣れ 宇都宮

はじめて補聴器を使い始めると、今までに聞こえていなかった音が聞こえるようになり少し賑やかになるので気になってしまったり、耳に補聴器や耳栓が入っていることによる違和感で耳が詰まっているような感覚があります。
かけた瞬間から見えるようになるメガネと違い、補聴器は使い続けて慣れていく期間が必要な医療機器です。
焦らず無理せずに、少しずつ慣らしていきましょう。
大切なのは毎日補聴器を使うことです。

 

音に慣れる

はじめて補聴器を装用すると、会話だけでなく生活音など周りの全ての音が今までと違い増幅されて聞こえてくるので長時間使用すると疲れてしまうかもしれません。
補聴器が雑音を出すことはありませんが、今まで聞こえてなかった音が補聴器を使用する事で聞こえるようになり雑音と感じる場合もあります。
段階を踏んで少しずつ補聴器の音に慣れる練習をしていきましょう。

 

 

 

最初は家の中などの静かな環境で使用して補聴器を着けている感覚と音に慣れてください。
新聞や本などを声を出して読んで、違和感のある自分の声に慣れる練習もしていきます。
はじめの練習は疲れないように短時間にして、慣れてきたら少しずつ時間をのばしましょう。
疲れを感じたら補聴器を外して、すぐに休んでください。

 

 

 

静かな部屋で身近な人と話をする練習をしてみましょう。
補聴器を着けているので大きな声は必要ないですが、相手の顔を見ながらゆっくりと喋ってもらうと言葉の理解が楽になります。

 

 

 

3~4人の複数の身近な人の会話を聞き、どの人が話をしているのか聞き分ける練習をします。
聞くだけでなく『聞こう』とする意欲が大切です。
家の中の様々な音がきこえるか、うるさくないかどうかを確かめてみましょう。

 

 

 

慣れてきたら外出時に補聴器をつけてみて、色々な音を聞いてみましょう。
車の音、街の雑踏、自分の周りにある音を聞いてみてください。
大勢の人がいる場所で、人の声がきちんと聞き取れるか試してみましょう。
屋外では、できるだけ話し相手と近付くと聞き取りやすくなります。

 

 

音が小さかったり、周りの音がうるさくて気になってしまう場合は補聴器の再調整が必要です。
補聴器は何回も調整を繰り返しながら、耳に合わせていく医療機器です。
無理に使用せずに調整の依頼をして下さい。

 

着けてる違和感に慣れる

 

耳に補聴器が入ると耳が塞がってしまい自分の声が響く、物を噛む時の咀嚼音が大きい、閉塞感など違和感が出てきます。
補聴器だけでなくイヤホンや耳栓をしても同じ様な感覚になります。
これは耳を塞ぐ際に個人差はありますが、どうしても起こる現象です。
この感覚にも時間はかかりますが、毎日補聴器を使用していけば徐々に慣れていく事が出来ます。

 

 

違和感が強かったり、一向に慣れない場合には補聴器の型を作り直したり、通気穴を大きくなどによって違和感を軽減をさせる事が出来ますので無理をせずに相談して下さい。

 

まとめ

あなたのきこえの手助けをする補聴器を使っていく為には慣れが必要です。
毎日使用しないとなかなか慣れていかないので、はじめは無理せずに短時間から違和感を慣らして、音のある生活を楽しみましょう

 


関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

 

関東補聴器宇都宮店へのお問い合わせ