高齢者の補聴器購入に補助金や助成金などがあるのか

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高齢者の補聴器を購入するときに公的な補助金や助成金などがあるのかとの事ですが、補助金や助成金とはちょっと違いますが、障害者総合支援法での補装具費支給制度というものがあります。

補装具費支給制度ってどんな人が対象になるの

この制度は補聴器を購入する人すべてが対象ではなくて、聴覚障害で身体障害者手帳を持っている方が対象になります。

年齢で聞こえづらくなってももらえる?

年齢とともに聞こえづらくなる加齢性の難聴も聴覚障害のひとつでありますので、身体障害者の基準に適合していれば、手続きをして障害者手帳を取得すれば補装具費支給制度を利用することができますよ。

障害者手帳の交付手続きの方法と補聴器の交付手続きの方法

自治体により手続きの方法が違うところもあると思いますが、大まかな流れはこんな感じになります。

 障害者手帳の交付手続きの手順

お住まいの市町村の福祉事務所または福祉課で「身体障害者手帳交付申請書」と「身体障害者診断書・意見書」 を受取り、判定医の紹介を受けます。

指定された判定医で診断してもらい、「身体障害者診断書・意見書」を書いてもらいます
※診察料・診断書作成料がかかります。

福祉事務所または福祉課へ「身体障害者手帳交付申請書」と「身体障害者診断書・意見書」を提出します。
手帳交付についての判定が行われます。

判定の結果、許可がおりれば「身体障害者手帳」の交付となります。

 障害者手帳を取得した後、補聴器の交付手続きを行います。

身体障害者手帳を持ってお住まいの市町村の福祉事務所または福祉課へ行き「補聴器購入費用給付申請書」、「補聴器購入費用給付診断書・意見書」をもらい、判定医の紹介を受けます。

指定された判定医で診断してもらい、「補聴器購入費用給付診断書・意見書」を書いてもらいます。
※診察料・診断書作成料がかかります。

「補聴器購入費用給付診断書・意見書」をもって補聴器販売店に行き、意見書に基づいて見積書を作成
してもらいます。
※意見書を福祉課に持っていき、福祉課より販売店へ見積書依頼となる市町村もあります。

判定の結果、許可がおりれば「補装具費支給券」がご自宅へ届きます。

「補装具費給付券」を持って補聴器販売店へ行き補聴器を購入します。

その他の補助金や助成金について

宇都宮市では高齢者のための福祉サービスということで、老人福祉補聴器の交付という制度があるみたいです。

条件がありますのでだれでも対象ということではありませんが、おおむね65歳以上の高齢者で、身体障がい者の聴覚障がいに該当せず、一側耳の聴力レベルが55デシベル以上90デシベル未満、他側耳の聴力レベルが55デシベル以上70デシベル未満で、専門医師により補聴器の使用が必要と認められた方に、補聴器(高度難聴用ポケット型か高度難聴用耳掛型)を交付する制度です。
ただし、所得により負担額が変わるようなので、詳しくは高齢福祉課に聞いてみて下さい。

その他の地域でも自治体によって独自に補助金や助成金を出しているところもあるかも知れませんので、お住まいの自治体に問い合わせてみるといいと思います。

 

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