補聴器はしっかりと型を取ってオーダーメイドで作りましょう!【世界で一つの自分だけの補聴器を】

耳の形にも個性があり、同じ形の人はいません。
既製品だと人によっては補聴器が耳の形に合わずに音が漏れてしまいピーピーと鳴りっぱなしになってしまったり、耳に当たり痛くなったり、音が弱くて聞こえないなど、せっかく購入したのに失敗するケースもあります。
しっかりと補聴器が収まっていないと首や頭を動かした時に耳から外れたり、落として紛失する事もあるので注意が必要です。
補聴器を購入するなら耳鼻咽喉科で聴力検査をしたり、補聴器専門店で補聴器のフィッティングの為の聴力測定をして、しっかりと型を取って耳の形に合わせた自分専用のオーダーメイドの耳穴型補聴器、耳掛け型補聴器にはオーダーメイド耳栓(イヤモールド)を作って使用しましょう。
自分だけの補聴器で会話を快適に楽しもう♪

 

広告や通販で既製品補聴器や集音器を購入するのは注意が必要!?

補聴器は聴力測定をして、聴力に合わせて細かく音の調整をして使用する管理医療機器です。
聴力に対してあまりにも大きな音がする補聴器を使用していると音響性外傷で耳を傷めてしまうケースや、パワーが弱くて音が聞こえない補聴器を購入して失敗してしまうケースなどもあり注意が必要です。
聴力は個人差があり、補聴器を使用する場合は聴力測定をして、聴力に合わせてしっかりと調整をしなくてはいけません!
安易に通信販売で既製品の補聴器や集音器を購入するの場合は注意が必要です。
きこえに不便を感じたら耳鼻科を受診をしたり、補聴器専門店で相談をしてみましょう。

 

オーダーメイドで耳の型を合わせないと耳を傷める可能性があります

体のパーツは1人1人誰もが違いますよね。
耳の形も左右でも家族でも違うので、誰にでも合う様に作られた既製品だとしてもピッタリと合う人はほとんどいません。
補聴器や集音器は耳にしっかりと合わせないと、隙間から漏れ出た音を補聴器のマイクが拾ってしまいピーピーと鳴ってしまうハウリングという現象が頻繁に起こる事があります。
ハウリングが鳴ってしまうとピーピー音が聞くのを邪魔したり、大きいハウリングのピーピー音が耳元で鳴り続けるので最悪の場合は耳を傷めたりする可能性もあります。
合わない補聴器や集音器を耳に装着していると耳に当たる部分が痛くなる事もあるので、体に装着して使用する補聴器はしっかりとオーダーメイドで作成しましょう。
耳型採取は技術が必要なので、補聴器認定技能者が在籍している補聴器専門店で相談した方が安心です。
世界に一つのあなただけの補聴器で会話を楽しみましょう♪
オリオン2 耳穴型補聴器

 

耳掛け型補聴器でもオーダーメイドの耳栓(イヤモールド)で使用しましょう

ゴム栓を使用しての耳掛け型補聴器では耳の形に合わずに音漏れをしたり、ハウリングの危険もある為に出力を抑えて調整したり本来の効果を十分に発揮する事が出来ない場合があります。
耳掛け型補聴器には高度、重度難聴向けのパワーが強いタイプの補聴器もありますので、せっかく補聴器を装着しても音が漏れて本来の性能を発揮出来なくては意味がありません。
耳掛け型補聴器にもしっかりと耳型採取をして、オーダーメイド耳栓のイヤモールドを使用しましょう。耳掛形補聴器 チューブ 交換

 

まとめ

耳を塞がない様に穴が空いたゴム栓を着けて使用する装用感の良いRICタイプ補聴器も出てきていますが、それ以外の耳穴型や耳掛け型の補聴器は基本的に耳型採取をして自分の耳に合わせた補聴器やイヤモールドを使用しましょう。
聴力検査をして自分の聴力にあった音量で使用しなくては逆に耳を傷めてしまう事もあるので、安価で気軽に購入出来る通信販売などで購入してしまい失敗したケースを良く聞きますので注意して下さい。
自分の耳に合わせた自分専用のオーダーメイド補聴器を使用して、もっと会話を楽しんでみませんか?

 

関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

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冬場の補聴器の取り扱いと注意点をご紹介【補聴器も冬支度が必要!?】

冬は室内外での気温差や空気が乾燥しているので、補聴器にも厳しい季節なんです。
温度差によって耳掛け型補聴器のチューブ内に結露現象が起きて断音してしまったり、空気が乾燥している状況や暖房器具を使用していることにより補聴器用空気電池の持ち時間の変化など冬場ならではの影響が補聴器にも表れます。
補聴器ユーザーに知っておいていただきたい冬場の取り扱いの注意点をご紹介します。

耳掛け型補聴器は結露現象に注意!

冬の寒い日に目が覚めて補聴器を装着しても音が出ていなくて聞こえないなんて経験はありませんか?
寒さで補聴器が冷えていたりすると耳の体温との温度差や、寒い室外から暖かい室内に移動したなどの急激な温度差によって耳掛け型補聴器が結露してしまいチューブ分部に水が溜まる事があるんです。
壊れたんじゃないかとドキッとするかと思いますが、結露によって音が出てない場合は溜まった水が邪魔して音を通せんぼしているだけなので水を抜けば大丈夫なので焦らずに確認をしてみましょう。
水を抜く方法として、チューブ部分を補聴器から外してエアブローで水を飛ばしたりティッシュで紙縒りを作って耳栓の音口部から吸い取って対処する方法などがあります。
結露での断音を予防するためにチューブ内に糸を入れて冬場の準備をしておく場合もあります。
暖かい場所に数時間置いておくだけでも水が蒸発していくので、補聴器から音が出ていなくても焦らずに結露現象が起こっていないかチューブ部分を確認してみましょう。

冬場の電池は使用時間が短くなる!?

補聴器で使用する電池はプラス極に小さな穴から空気を取り込んで電気を起こす空気電池です。
乾燥している状態や暖房器具による二酸化炭素の影響等による環境によっては電池寿命が短くなります。
暖房器具から発生する二酸化炭素によってアルカリ性の電解液が炭酸塩を生成してしまい、電池の寿命に影響を及ぼします。
冬場の乾燥している時期などは通常の80%位の時間で電池が無くなってしまう事もある様です。
暖房器具を使用して換気の悪い状態では55%程度で電池の寿命がきてしまうので、定期的に換気をして空気電池に優しい環境を作って電池を長持ちさせましょう。
補聴器をしまっておく乾燥ケースの中に電池を入れてしまうのも電池の寿命を短くしてしまう原因になるので、補聴器を乾燥ケースにしまう時は電池を外してケースの外に保管するようにしましょう。

補聴器 空気電池 宇都宮

電池は寒いと性能を十分に発揮出来ません!

冬場の朝には補聴器だけでなく電池も冷え切っていて、電気をしっかりと起こす準備が出来ていません。
空気電池に最適な気温は20℃で、5℃以下では寿命が短くなります。
使用する前に体温などで温めて使用すれば電池寿命が回復するので、寒い日に補聴器を使用する時は事前に電池を温めておきましょう。
空気電池に付いているシールを剥がした直後も正常に作動しないので、約1分間は時間をおいてから使用して下さい。

まとめ

補聴器も季節ごとに取り扱いの方法や注意点が変わってきます。
結露の確認と対処法、電池の取り扱い方などを知っておけば冬場も補聴器を安心して使用できますよね。
耳掛け型補聴器を使用していて音が出てない場合は、焦らずにチューブ内に結露が起こってないかを確認してみて下さい。
暖房器具を使用している部屋で補聴器を使用する時は電池の寿命が短くならないように、こまめに換気して使用しましょう。

 

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補聴器がピーピーと鳴ってうるさい

たまに補聴器がピーピーと鳴っている方がいますよね。
あのピーピー音をハウリングと言いますが、周りの人にも聞こえたり、不快な思いをしてしまうこともありますよね。
ピーピー鳴るハウリングの原因と止める方法をご説明しますね。
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ハウリングの原理

補聴器からピーピー鳴るのは、補聴器から出る音が耳から漏れてしまい、その漏れた音を補聴器が拾って増幅し音を出し、またその音が耳から漏れてを繰り返すとこのピーピー音になってしまいますhowling-crop

ハウリングの原因

ハウリングの原因は補聴器だけではなく耳の中などいくつかありますので、主なものを上げてみますね。

 補聴器のボリュームが大きすぎる
 耳の中に耳垢が詰まっていたりして補聴器からの音が鼓膜に届かない
 耳型や耳栓が緩くなっていたり、合っていなくて音が漏れてしまう
 耳掛形の場合チューブなどに亀裂がある
 補聴器本体の故障

ハウリングを止めるには

ハウリングを止めるには上にあげたような原因を取り除けば解消できるはずですので、補聴器専門店にみてもらうといいですよ。
ただ、ハウリングの原因をちゃんと突き止めて対処できるかは残念ながら補聴器を販売しているお店のレベルや対応した販売員のレベルによって違ってしまいます。
私達関東補聴器宇都宮店では、補聴器専門店としてお客様に快適に補聴器を使って頂く為に、自店舗内だけでなく関東補聴器の各店で経験した症例を社員全員で共有し日々の調整や接客に役立てています。

ハウリングのしづらい補聴器

今は補聴器にハウリングを抑える機能がついているものが多くなってきていますので、一昔前の補聴器に比べるとずいぶんとハウリングはしづらくなっています。補聴器 宇都宮 耳型採取
ただし、そうは言っても基本は耳型が合っている事が大事ですので、しっかりとした耳型採りをしてもらって作成することがハウリング予防の一番になりますね。
よい耳型採取をするには、技術と経験が必要ですから補聴器認定技能者のいる専門店がおすすめです。

 

まとめ

もしご使用中の補聴器がピーピーと鳴ってしまうようでしたら、一度補聴器専門店にご相談して解消してもらうといいですよ。

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