難聴の悩みも聴力のレベルによって変わってくる!?【1人で悩まないでご相談ください】

 

年齢による自然な聴力の低下、大きな音、耳の病気など難聴の原因は様々ですが、聴力が低下をして難聴になってくると日常のコミュニケーションにも支障が出てきてしまい不便を感じる事があると思います。
難聴であることは見た目には分からないので、意図しないコミュニケーションの行き違いなどによりトラブルに巻き込まれる事もある様です。
難聴のレベルにもより悩みや不便に思う事が変わってきますので、注意するべきポイントを一緒に考えてみましょう。

 

聴力レベルと聞こえの目安

 

聴力は30歳代を境に衰えはじめ、特に高音域から低下していきます。
高音が聞こえにくくなると、言葉の聞き間違いが起こりやすくなります。

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聴力検査表の見方ときこえについてはこちら

声は聞こえるのに会話の内容が分からない時はありませんか?についてはこちら

 

軽度難聴で感じる悩みとは

 

静かな場所での普段の日常会話は問題ないのですが小声で話されたり、距離がある場所からの呼びかけに気付かない状況が出てきます。
仲の良い方との他愛のない冗談などは小声でコソコソと話される事もあるので、聞き逃してしまう事もあるようです。
会議などで距離が離れてる席の方の発言が聞き取れなかったり、複数の方の会話を聞き分けるのが困難になったりとの悩みを抱えている方もいらっしゃいます。
日常会話はしっかりと聞き取れているので、周囲の方にはなかなか理解されにくくトラブルになる事もあるかもしれません。
職場、会議、聞き逃したくない会話の時など、状況に合わせて補聴器を使用するのも良いかもしれませんね。

 

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中度難聴で感じる悩みとは

 

日常会話でも会話が聞きとりにくくなり、聞き間違えや聞き返しが多くなる状況が出てきます。
何回も聞き返したりすると相手も同じ事を繰り返し言わなければならなくなり嫌になってきてしまう事もあり、せっかくの楽しい会話が台無しになってしまう事もありえます。
テレビの音も周りの方よりも大きくしている人もいるので、一緒にテレビを観ている方に負担になっているかもしれませんよ。
相手に合わせてもらうだけではなく、自分からも会話や音が聞きやすくする為にも補聴器を使用してみるなど改善を図る工夫を検討してみましょう。
自動車が近付いてくる音も聞こえにくくなっているので、車がそばまで近付いてはじめて気が付くなど外出時でも注意が必要です。

 

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高度、重度難聴で感じる悩みとは

 

大きな声で話しかけてもらわないと聞き取れなくなり、相手は長時間の大きな声を出す会話は疲れてしまいます。
聞き間違えも多くなり何回も大声で同じ事を言わなくては伝わらないので、「ご飯」「お風呂」などの必要最低限の会話しかしてくれなくなる事もある様です。
相手は何回も言ってくれているのに、聞いてる本人は何回目かに初めて聞こえて反応するので「なんでもっと早く伝えてくれないのだろう…」との行き違いのトラブルなども起こってきます。
大きな声で喋ると本人にその気はなくても怒っているようなキツい言い方になりやすいので、嫌な思いする事もあります。
会話は重要なコミュニケーション手段の一つですので、補聴器を使用して声を楽に聞こえるようして会話を楽しみましょう。
自動車が近くを通り過ぎても聞こえないので事故に備える為にも、補聴器はしっかりと使用していかなければいけません。
高度、重度難聴の方は聴力の状況によっては聴覚での障害者手帳の交付が出来るので、耳鼻科に相談してみましょう。

 

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まとめ

 

難聴になって一番困るのが電車内や公共の場などでのアナウンスが聞こえない事だとの調査結果があります。
自分の置かれている状況が分からないと不安になってしまいますよね。
音声や会話が聞こえるという事は、平穏な生活を送るうえで欠かす事が出来ない大切な事です。
目が悪くなってメガネを使用する様に、きこえに不便を感じて困ったら積極的に補聴器の使用を積極的に検討して悩みの解消をしていきましょう。

関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

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声は聞こえるのに会話の内容が分からない時はありませんか?【音を聞く能力と言葉を聞き分ける能力って別なの!?】

耳には音を聞き取る言葉を聞き分ける2つの役割があります。
言葉を聞き分ける能力の事を語音弁別能と言います。
聴力が良くても語音弁別能が低下している状態だと、声は聞こえているのに会話の内容が理解しにくくなってきます。
音が聞こえていれば言葉を聞き取れるのが当然だと思いがちなので注意が必要です。

 

語音弁別能

 

音を聞き取るだけではなく、言葉がしっかりと理解できなくてはコミュニケーションが難しくなってきます。
補聴器は周波数に合わせて音を増幅して音を聞きやすくする事は出来ますが、語音弁別能を改善させて言葉をハッキリとさせる事は出来ません。
その方の語音弁別能の状況にもよって、補聴器を装用して言葉がハッキリと聞こえるかの効果が変わってきます。
語音弁別能の低下には様々な原因がありますが、難聴を放置する事も原因の一つになります。
毎日の会話を楽しんで言葉を聞いていく事が低下の予防に繋がりますので、難聴が気になったら積極的に補聴器の装用を検討していきましょう。
難聴になっていなくても様々な原因によって語音弁別能が低下している場合もありますので、会話などが聞きとりにくい、何回も聞き返してしまうと悩んでいる場合には耳鼻咽喉科や専門機関に相談をしましょう。

 

語音聴力検査

 

聴力検査とは別に、どれくらい正確に言葉を聞き取っているのかを検査するのが語音聴力検査です。
CDから聞こえてくる「ア」や「イ」などの言葉を音の大きさを変えながら表に書き取り、どの位の大きさの言葉ならはっきりと聞き取れているのかを調べる検査をします。
最も聞き取り能力が高い値を最高語音明瞭度と言います。

100%~80%  聴覚のみでの会話を容易に理解できる

80%~60%  家庭の日常会話、普通の会話ではほとんど理解が可能であるが

           不慣れな話題は注意が必要

60%~40%  日常会話で内容を正確に理解できない時がしばしばある

                       重要な内容は確認やメモ併用が必要

40%~20%  日常会話においても読話や筆談が必要

20%未満    聴覚のみの会話理解は不可能

         聴覚はコミュニケーションの補助として活用される補聴器 チェック きこえ 宇都宮

 

 

片耳装用でも注意が必要です

 

補聴器を片耳にだけ使用している状態だと、補聴器をつけていない方の耳は語音弁別能が次第に衰えていく場合があるとの研究結果があります。
片方の耳に補聴器を着けているだけでは、もう片方の耳は休んだままになってしまいます。
耳は両方がしっかりと機能していると、どこから話しかけられても聞き取れる、どこで音が鳴っているのかの方向感覚がつかめる、騒がしい場所での会話音が片方の場合より聞き取れるなど両耳の機能を使えるので、両耳での補聴器の装用をおすすめします。
片方しか補聴器をつけていないのは、メガネを片方の目しか掛けていないのと同じですよね。

JAAA 141-149,Vol.6/No,2 Mar.1995

まとめ

補聴器はその方のもつ最高語音明瞭度に会話の音声を合わせる医療機器ですので、低下していても改善は出来ません。
難聴を感じたら我慢せずに、補聴器を使用して会話を楽しむ事が語音弁別能の低下の予防に繋がります。
会話は人と人を繋ぐ大切なコミュニ―ケーション手段の1つです。
生活の質を高めて、素敵な毎日を過ごすためにも補聴器を使ってみませんか?

 

 

関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

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補聴器できこえが悪くなることはないの?

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はじめて補聴器を着けようと検討しているお客様は心配してしまいますよね。
自分に合わせた補聴器で、しっかり調整して使用すれば聴力が悪化することはありません。
しかし、自分のきこえの状態に合わずに必要以上に大きな音が出ている補聴器や、ピーピーとハウリングしている補聴器を使用していると、耳に大きな負担が掛かってしまいきこえを悪くしてしまう事もありえます。
補聴器専門店で補聴器を購入して使用しましょう。

 

補聴器は管理医療機器

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補聴器は使用する方に合わせて調整する医療機器です。
聴力は個人差があり1人1人で違いますので、しっかりとフィッティングをする必要があります。
聴力検査もせず適切な調整も受けられない通信販売や家電量販店で集音器や補聴器を購入して、音がうるさすぎて耳を傷めてしまったり、型が合わずにハウリングが止まらなかったり、音量が足りずに使用出来ずに失敗するケースもあります。
耳はとても大切な器官ですので、失敗をしないためにも経験豊富な補聴器専門店で相談を受けましょう。

 

安心の出力制限機能

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補聴器は聞こえにくくなった音を増幅して耳に届ける補装具です。
大きな音も増幅されてしまい、より大きな音になって耳に届いたら大変危険です。
そこで補聴器には、大きすぎる音を出さなように抑制をして耳を守る出力制限機能があります。
しっかりと出力制限の調整してある補聴器なら音は大きくなりますが、必要以上には大きくなる事はなく安心です。
集音器には出力制限がない製品もあるようなので、注意が必要です。

 

調整が大切

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調整を行う補聴器販売店の店内と日常の環境で聞く音は違うので、調整して家に帰ったらうるさかったとなる場合もあります。
音が大きいと感じたら無理に使用せずに、補聴器販売店で調整してもらいましょう。
調整は知識、技術、経験が重要ですので認定補聴器技能者のいる専門店でしっかりと調整してもらう事が重要です。

 

まとめ

 

耳の検査もせずに自分のきこえの状態に合わない補聴器や集音器を使用してしまうと、聴力を低下させてしまう事もあります。
補聴器を購入するときは、技術のしっかりした補聴器専門店で購入しましょう。

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聴力検査表(オージオグラム)の見方ときこえ【聴力測定の結果を知って自分の耳の状態の確認を!】

 

耳鼻科や健康診断などで耳の聞こえの検査の結果の表をオージオグラムと言います。
ご自身の聞こえの状態を理解しておくことはとても大切な事なので、データの見方と意味を知っておきましょう。

 

聴力測定

 

どの位の小さな音を聞こえるのかを測定するのが聴力検査です。
耳にヘッドフォンを装着して検査する気導聴力検査耳の後ろにあるでっぱり(乳突部)に骨導レシーバーを当てて検査する骨導聴力検査の2種類の検査があります。
聴力を検査するオージオメータから125~8000Hzの純音ピッピッピとかボッボッボとか聞こえてくるので、小さくてもかすかにでも音が聞こえたらボタンを押して測定していきます。

 

 

オージオグラム

 

聴力検査で音が聞こえてボタンを押した値に記号が書き込まれた図がオージオグラムです。

 

聞こえはじめた部分に記号を記入してあります。
右耳が赤印 左耳が青印で記入され、記号から下の大きさの音は聞こえていて、記号から上の音は小さくて聞こえていません。
グラフの下の方に記号が来るほどに、きこえが悪いという事になります。
左右とも低い音から高い音まで周波数ごとに検査しますので、右耳と左耳のどちらが聞きづらいのか、低い音や高い音などでどの位の聞こえなのかが分かります。
また、難聴になった経緯や原因によってグラフの形に特徴がでてきます。

 

気導聴力と骨導聴力

 

聴力検査でも気導と骨導では音の伝わり方が違います。
気導検査は耳から音が伝えて、骨導検査では側頭骨から音を伝えて検査します。
異なった音の伝え方を検査して、どの部分が原因になっている難聴なのかを確認することが出来ます。

 

 

 

難聴の種類にもよっても効果のある補聴器は変わってきます。

補聴器の種類についての記事はこちら

 

骨に音を伝えて聞く骨伝導補聴器と言うものを聞いたことがある方もいると思いますが、骨導検査で骨導聴力が正常に残っている方に有効な補聴器になるんですよ。

骨伝導補聴器についての記事はこちら

 

きこえ

 

耳の病気や疾患がなくても年齢を重ねるごとに誰でも徐々に聴力が低下して、聞こえにくくなっていきます。
これを加齢性難聴や老人性難聴などと言いますが、聴力の低下は30代から始まっていて、ゆっくりと下がっていくため個人差はありますがおおむね50~60代位で意識する方が多いようです。

 

 

 

補聴器をするべきか?使い始めるタイミングについての記事はこちら

難聴の悩みも聴力のレベルによって変わってくる!?についての記事はこちら

 

まとめ

 

オージオグラムの見方を理解できれば、ご自身の耳やきこえの状態がどの様になっているのかわかってきます。
きこえの状態は年々変わっていきますので、定期的に聴力検査を受ける事が大切です。
関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

 

 

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