耳掛形補聴器のチューブ交換のめやす

tyu-butitl2耳掛形補聴器とゴム耳栓やイヤモールドをつなぐチューブは定期的な交換が必要になります。夏場など汗をかく時期は特に汚れや皮脂でチューブが傷んだり劣化しやすいので、快適に補聴器をお使い頂くためにも定期的にチューブ交換することをおすすめします。

耳掛形補聴器のチューブとは

耳掛形補聴器は、補聴器本体とゴム耳栓やイヤモールド、それをつなぐチューブで構成されています。mimisenntyu-bu

チューブは消耗品

チューブはビニールやシリコンでできているので定期的に交換が必要になります。
使っていると時間の経過と共に、汚れてきて変色したり、だんだんと硬くなってきたり、劣化収縮したりするんですね。
硬くなったチューブは弾力性がなくなり補聴器や耳栓から外れやすくなったり、少しの力で亀裂が入ったりしてしまいます。tyu-bu2

チューブ劣化を招く原因

補聴器は室内で置いて使う電化製品などと違い、過酷な環境下で使用されています。

チューブ劣化のおもな原因
 汗や水分などによる付着
 室内や野外などの温度の変化
 肌に触れるので皮脂などの付着 ←これが一番かも

チューブの長さも重要

耳掛形補聴器はチューブの長さによっても装着感が変わってくるんですよ。イラスト
チューブの長さが短いと補聴器と耳栓の間隔が狭くなり、ピーピーと音が漏れてハウリングがしやすくなったり、補聴器のフックの部分があたり耳たぶの付け根部分が痛くなったりするんです。
また、チューブの長さが長いと補聴器本体がぶらぶらと安定しなかったり耳から外れやすくなったりします。

補聴器専門店でメンテナンスを含めチューブ交換をしよう

補聴器も毎日使用していると、汗や湿気、皮脂などが故障の原因にもなりますのでメンテナンスが必要です。
その際に一緒にチューブも交換しましょう。
チューブ交換のめやすだいたい2~3ヶ月に1回は定期的に交換したほうがいいですね。
新しく交換したチューブは弾力性もあり快適に補聴器の装用ができるようになりますよ。

関東補聴器宇都宮店では随時、補聴器のメンテナンスを行っています。

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補聴器がピーピーと鳴ってうるさい

たまに補聴器がピーピーと鳴っている方がいますよね。
あのピーピー音をハウリングと言いますが、周りの人にも聞こえたり、不快な思いをしてしまうこともありますよね。
ピーピー鳴るハウリングの原因と止める方法をご説明しますね。
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ハウリングの原理

補聴器からピーピー鳴るのは、補聴器から出る音が耳から漏れてしまい、その漏れた音を補聴器が拾って増幅し音を出し、またその音が耳から漏れてを繰り返すとこのピーピー音になってしまいますhowling-crop

ハウリングの原因

ハウリングの原因は補聴器だけではなく耳の中などいくつかありますので、主なものを上げてみますね。

 補聴器のボリュームが大きすぎる
 耳の中に耳垢が詰まっていたりして補聴器からの音が鼓膜に届かない
 耳型や耳栓が緩くなっていたり、合っていなくて音が漏れてしまう
 耳掛形の場合チューブなどに亀裂がある
 補聴器本体の故障

ハウリングを止めるには

ハウリングを止めるには上にあげたような原因を取り除けば解消できるはずですので、補聴器専門店にみてもらうといいですよ。
ただ、ハウリングの原因をちゃんと突き止めて対処できるかは残念ながら補聴器を販売しているお店のレベルや対応した販売員のレベルによって違ってしまいます。
私達関東補聴器宇都宮店では、補聴器専門店としてお客様に快適に補聴器を使って頂く為に、自店舗内だけでなく関東補聴器の各店で経験した症例を社員全員で共有し日々の調整や接客に役立てています。

ハウリングのしづらい補聴器

今は補聴器にハウリングを抑える機能がついているものが多くなってきていますので、一昔前の補聴器に比べるとずいぶんとハウリングはしづらくなっています。補聴器 宇都宮 耳型採取
ただし、そうは言っても基本は耳型が合っている事が大事ですので、しっかりとした耳型採りをしてもらって作成することがハウリング予防の一番になりますね。
よい耳型採取をするには、技術と経験が必要ですから補聴器認定技能者のいる専門店がおすすめです。

 

まとめ

もしご使用中の補聴器がピーピーと鳴ってしまうようでしたら、一度補聴器専門店にご相談して解消してもらうといいですよ。

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