補聴器のお手入れの方法と保管の仕方【衛生面も気をつけよう!】

補聴器 お手入れ 保管方法梅雨に入り湿気の多い季節になってきましたね。補聴器は精密な電子機器ですので故障を防ぐためにも常日頃からのお手入れと外したときの保管の仕方が大切になってきます。
また、長時間直接肌に触れて使うものですので、衛生面にも気をつけなければなりません。
今回は補聴器のお手入れ方法と保管の仕方について説明します。

故障の原因で多いのは汗や湿気

補聴器の故障の原因で最も多いのが汗や湿気などの水分による故障です。(間違えて洗濯機で洗ってしまった、シャワーを浴びてしまったなどもたまにあります。)
最近は防水性能の優れた補聴器も多くなり、汗や湿気にも強い補聴器が増えて以前に比べると減ってはいるものの、故障の原因としては上位になっています。

補聴器 故障 原因

耳の中は湿気が多い

補聴器 耳 湿気実は耳の中は意外と湿気が多いのです。
最近ではイヤフォンを長時間使用していたら耳の中にカビが生えた(外耳導真菌症)なんてニュースもありましたね。
補聴器も通気の穴(ベント)が空いているものもありますが、耳の穴に入れて使用しますので、湿気がこもりがちになってしまいます。
もし使っていて耳の中がむず痒くなったりしたら、少し補聴器を外して耳の中の通気を良くしましょう。

補聴器のお手入れの仕方

補聴器の故障を防いで長く使う、また衛生面にも気をつけて使うためには日頃からのお手入れが重要です。

ブラシによる掃除

補聴器の音の出口に耳垢が付着したりすると音弱や故障の原因になります。
補聴器を使い終わったら付属のブラシで音の出口を下に向けてブラシをかけましょう。補聴器 お手入れ ブラシ

補聴器クリーナーによるお手入れ

直接肌に触れる補聴器本体には汗・皮脂・ほこりなどの汚れが付着してしまいます。
補聴器クリーナーはナノ銀を配合していて、補聴器に付着した汗・皮脂・よごれ・雑菌をきれいに落とすことができるので、補聴器を衛生的に保ってくれる効果があります。毎日使う補聴器ですからきれいに使いたいですよね。

補聴器 お手入れ クリーナー

補聴器クリーナーのおすすめポイント

・ナノ銀配合による除菌・防菌(カビ菌など650種類の菌類に効果)
・消臭成分配合により気になるにおいも防ぐ
・静電気防止剤配合でほこりや汚れを防ぐ
・超極細不織シートで補聴器を傷めず細かな汚れもすっきり
・補聴器にやさしいアルコールフリー

補聴器の保管の方法

補聴器は精密な電子機器なので乾燥した状態で保管します。使用後は乾燥剤の入った乾燥ケースに入れて保管が基本になります。

補聴器 保管ケース 乾燥

乾燥剤の交換めやす
乾燥ケースに入っている乾燥剤(シリカゲル)も使用していると効果がだんだん薄くなってきますので、定期的な交換が必要になってきます。
使用していると中の青色の粒が赤色もしくは薄い紫色に変わってきますので、だいたい2~3ヶ月毎に1回の交換が目安になります。補聴器 お手入れ 乾燥剤

除菌も乾燥も出来る電気式の乾燥機 D-Dry

フォナック社から発売されている電気式の乾燥機『D-Dry』はこれ1台で補聴器の保管・乾燥・除菌ができるので、衛生的にも補聴器だけではなくお耳にも優しい仕様になっています。

補聴器 乾燥機 除菌

D-Dryのおすすめポイント

・乾燥剤を使用しないのでめんどうな乾燥剤の交換は不要
・温風対流によって補聴器をしっかり乾燥
・UV-Cライトによる除菌効果で感染症のリスクを軽減
・3時間の通常乾燥と6時間のじっくり乾燥のモード選択が可能
・乾燥後は自動でスイッチオフの安心設計

定期的に販売店でのメンテナンスを受けよう

日頃からのお手入れはもちろんですが、2~3ヶ月に一度は補聴器販売店での定期的なメンテナンスを受けることをおすすめします。

補聴器 乾燥 保管

音のチェックや調整

補聴器から出ている音にひずみがないか、音量はしっかり出ているかなど音のチェックをしたり、音質の調整をおこなったりします。

耳垢防止フィルターの交換

耳穴式補聴器についている耳垢防止フィルターを交換します。このフィルターに耳垢が詰まっていたりすると、断音や音弱、音の歪みが出たり、場合によっては補聴器の故障につながります。

耳掛形補聴器のチューブ交換

耳掛形補聴器の導音チューブを交換します。
導音チューブは汗や皮脂などで変色したり硬くなったりと劣化してきます。弾力がなくなり硬くなると補聴器から外れたりして紛失の原因となったりします。

ウルトラバックで真空乾燥

強力な真空乾燥機を使い補聴器内部の湿気も取り除いてくれます。

まとめ

補聴器の故障を予防するためにも日頃からのお手入れと定期的なメンテナンスが大事と言うことがおわかりいただけたでしょうか。関東補聴器には全店に真空乾燥機が置いてありますので、気軽にメンテナンスにいらっしゃってください。補聴器 宇都宮 専門店

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補聴器の寿命は何年?買い替えのタイミングはいつ?【長く使うには】

補聴器 寿命 買い替え初めて来店されるお客様に聞かれるのが、「補聴器ってどれくらいもつの?」って言うものがあります。中には買ったら一生もつものだと思ってたなんて声も・・。
補聴器は精密機械でもあり使っていれば経年劣化もありますから、一生もつということはありませんので、いつかは買い替えが必要になってきますよね。
そこで今回は補聴器の寿命は何年なのか?買い替えのタイミングはいつがよいかなどを解りやすく説明しますね。

補聴器の寿命は5年

一般的に補聴器の寿命は5年程度と言われています。これは補装具費支給制度で補聴器の耐用年数は5年と定められているところからきています。テレビや洗濯機など他の電化製品に比べると短い感じもしますが、スマホやパソコン、デジタルカメラなどの精密家電と比べるとだいたい同じようですね。
もちろんこれは1つの目安でありますので、使用頻度や使い方などでも変わってきますね。

他の電化製品の平均寿命

液晶テレビ    6~7年
洗濯機      7~8年
パソコン     5~7年
デジタルカメラ  5~6年
Iphone   3年

補聴器を買い替える理由

イラスト補聴器を買い替える時の理由は補聴器の寿命だけではありません。音が出なくなったなど補聴器の故障やご自身の聴力や身体的問題、使用する環境などさまざまありますので紹介します。

 補聴器が故障してしまった。
故障の原因もさまざまありますが、汗や湿気等による断音や感度の低下、異音や雑音の発生、プログラムボタンやボリュームの動作不良などがあります。故障が頻繁に出てくるようだと修理のたびに補聴器を預けなくてはなりませんし、修理金額もかさんでしまいますから新しく買い替えを検討したほうがいい場合もあります。

 経年劣化で補聴器の感度が落ちている。
補聴器も工業製品ですので、年月が経つうちに製品の品質や性能が低下してきたりします。

 補聴器のかたちが合わなくなってきた
補聴器を使っていると毎日着けたり外したりすることで、オーダーメイドの補聴器や耳掛形補聴器のオーダー耳栓などの型に緩みが出てきて補聴器のかたちが合わなくなったりしてきます。また、体重の増減など身体の変化で耳内の形も変わってくることがあります。
補聴器は型が合わなかったり緩みがあるとピーピー音(ハウリング)の原因になってしまいます。

 補聴器が古くなり修理不能となった。
補聴器もあまり古くなると修理用パーツが無くなったりして修理ができなくなることがあります。
補聴器の販売期間終了後5年間が修理部品の保有期間となっていますので、それを過ぎてしまうと補聴器の修理は受けられなくなります。(メーカーによって修理部品の保有期間は異なる場合があります)

 補聴器を失くした。
一部の補聴器には紛失補償のついたものもありますが、補聴器を失くした場合は新しく買い替えなければなりません。

 聴力の変化があり補聴器が合わなくなった。
補聴器には適応聴力範囲がありますので聴力に合わせて選びます。ご自身の聴力に変化があって使用中の補聴器では対応できなくなった場合は、現在の聴力に合わせて補聴器の買い替えを検討しなければなりません。

 細かい操作が難しくなった。
小さい電池の交換作業が難しくなってきたり、ボリュームの操作ができなくなったなど使用している補聴器がうまく使えなくなったりした場合も簡単な補聴器や使い易い補聴器に買い替えるのもひとつです。

 新製品が出た。
使用している補聴器より新機能が付いた補聴器や聞きやすい補聴器など性能のいい補聴器が発売された場合なども買い替え理由になりますね。

補聴器を買い替えることで問題点や不自由が解決することも

補聴器も日進月歩で年々進化していますので、新しい補聴器に買い替えることによってお使いの補聴器での問題点や不自由が解決できたり、簡単・便利になったりする場合もありますよ。

いくつか例をあげてみると

◆今までは補聴器を着けていると電話ができなかった
IPhoneと直接繋がる補聴器に買い替えることによって電話が聞き取りやすくなった。

Iphoneと直接繋がる補聴器「リンクススクエア」について詳しくはこちら

◆外仕事が多く、毎年夏場は汗で補聴器の調子が悪くなったり故障が多かった。
防水機能が付いている補聴器に買い替えることによって故障しにくくなった。

防水補聴器について詳しくはこちら

◆車を乗らなくなったので、電池を買いに行くのが困難になった。
充電タイプの補聴器に買い替えることによって細かい電池の交換も無く、電池を買いにいかないですむようになった。

充電式補聴器「セリオン」について詳しくはこちら

補聴器を長持ちさせるにはお手入れが大事

補聴器を長持ちさせるには、補聴器販売店での定期的なメンテナンスと日ごろからの点検やお手入れ、保管の方法なども重要になってきます。
補聴器は身体に着けて使用するものなので、汗や皮脂、耳垢などが付着していたりしますので、使用が終わったらブラシなどでお掃除をし、乾燥ケースに保管をしてください。
また、2~3ヶ月に一度くらいは購入した補聴器専門店で定期的なチェックや点検メンテナンスを受けたほうがいいですね。

補聴器のお手入れや保管について詳しくはこちら

まとめ

補聴器の寿命は5年とお答えしましたがあくまでもひとつの目安です。5年以上と長くお使いになられている方もいらっしゃいます。身体の機能の一部として使う補聴器ですから日頃からしっかりメンテナンスをして下さいね。
関東補聴器では補聴器の定期的なメンテナンスも随時行っておりますので、お気軽にお越しください。
また、最新の補聴器の試聴体験もできますので、お使いの補聴器と聞き比べてみるなどお試ししてみてくださいね。補聴器 宇都宮 専門店

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冬場の補聴器の取り扱いと注意点をご紹介【補聴器も冬支度が必要!?】

冬は室内外での気温差や空気が乾燥しているので、補聴器にも厳しい季節なんです。
温度差によって耳掛け型補聴器のチューブ内に結露現象が起きて断音してしまったり、空気が乾燥している状況や暖房器具を使用していることにより補聴器用空気電池の持ち時間の変化など冬場ならではの影響が補聴器にも表れます。
補聴器ユーザーに知っておいていただきたい冬場の取り扱いの注意点をご紹介します。

耳掛け型補聴器は結露現象に注意!

冬の寒い日に目が覚めて補聴器を装着しても音が出ていなくて聞こえないなんて経験はありませんか?
寒さで補聴器が冷えていたりすると耳の体温との温度差や、寒い室外から暖かい室内に移動したなどの急激な温度差によって耳掛け型補聴器が結露してしまいチューブ分部に水が溜まる事があるんです。
壊れたんじゃないかとドキッとするかと思いますが、結露によって音が出てない場合は溜まった水が邪魔して音を通せんぼしているだけなので水を抜けば大丈夫なので焦らずに確認をしてみましょう。
水を抜く方法として、チューブ部分を補聴器から外してエアブローで水を飛ばしたりティッシュで紙縒りを作って耳栓の音口部から吸い取って対処する方法などがあります。
結露での断音を予防するためにチューブ内に糸を入れて冬場の準備をしておく場合もあります。
暖かい場所に数時間置いておくだけでも水が蒸発していくので、補聴器から音が出ていなくても焦らずに結露現象が起こっていないかチューブ部分を確認してみましょう。

冬場の電池は使用時間が短くなる!?

補聴器で使用する電池はプラス極に小さな穴から空気を取り込んで電気を起こす空気電池です。
乾燥している状態や暖房器具による二酸化炭素の影響等による環境によっては電池寿命が短くなります。
暖房器具から発生する二酸化炭素によってアルカリ性の電解液が炭酸塩を生成してしまい、電池の寿命に影響を及ぼします。
冬場の乾燥している時期などは通常の80%位の時間で電池が無くなってしまう事もある様です。
暖房器具を使用して換気の悪い状態では55%程度で電池の寿命がきてしまうので、定期的に換気をして空気電池に優しい環境を作って電池を長持ちさせましょう。
補聴器をしまっておく乾燥ケースの中に電池を入れてしまうのも電池の寿命を短くしてしまう原因になるので、補聴器を乾燥ケースにしまう時は電池を外してケースの外に保管するようにしましょう。

補聴器 空気電池 宇都宮

電池は寒いと性能を十分に発揮出来ません!

冬場の朝には補聴器だけでなく電池も冷え切っていて、電気をしっかりと起こす準備が出来ていません。
空気電池に最適な気温は20℃で、5℃以下では寿命が短くなります。
使用する前に体温などで温めて使用すれば電池寿命が回復するので、寒い日に補聴器を使用する時は事前に電池を温めておきましょう。
空気電池に付いているシールを剥がした直後も正常に作動しないので、約1分間は時間をおいてから使用して下さい。

まとめ

補聴器も季節ごとに取り扱いの方法や注意点が変わってきます。
結露の確認と対処法、電池の取り扱い方などを知っておけば冬場も補聴器を安心して使用できますよね。
耳掛け型補聴器を使用していて音が出てない場合は、焦らずにチューブ内に結露が起こってないかを確認してみて下さい。
暖房器具を使用している部屋で補聴器を使用する時は電池の寿命が短くならないように、こまめに換気して使用しましょう。

 

関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

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補聴器が壊れやすい季節ってあるの?【知っておくと安心☆】

 

四季により季節の花や美しい景色が私たちを楽しませてくれますよね。
日本の四季は他の地域と比べて気温の変化がしっかりと感じられると言われています。
季節の移り変わりによる気温の変化で補聴器が受ける影響や管理の仕方の変わってくるのは知ってましたか?
補聴器の故障が一番多い季節は暑くて汗をかきやすく湿度が高い夏なんです。
季節に合わせた管理や対策をして補聴器マスターを目指しましょう!

 

補聴器の大敵は汗や湿気

 

日本の夏は湿度が高いので使用後はしっかりと乾燥剤(シリカゲル)が入った乾燥ケースや電気式補聴器乾燥機に保管して、一日で溜まった湿気を取って故障を予防しましょう。
耳掛け型補聴器を装着する耳の上の部分は、かいた汗が流れ落ちやすいので注意が必要です。
補聴器を外した時に汗が付着していたら乾いた布やティッシュなどで拭くのも故障の予防に繋がります。
電池蓋の隙間から汗が侵入して内部に錆が出てしまい故障に繋がるケースもあすので、しっかりと乾燥させる事が大切です。
補聴器は精密機器ですので、少しの湿気でも影響を受けてしまいますので管理はしっかりとしてあげましょう。
最近は水や汗に強い防水・防塵対応の補聴器が登場してきたので、夏場の故障を心配している方におすすめです!

 

水や汗に強い防水・防塵対応の耳掛け型補聴器についての記事はこちら

耳穴型補聴器の防水オプションについての記事はこちら

 

強力に乾燥をすると同時に除菌もしてくれる電気式補聴器乾燥機

 

乾燥剤で乾燥と保管していたドライケースにも電気式補聴器乾燥機が各メーカーより次々と登場してきました。
より強力に乾燥をしてくれるので夏場でもより安心です。
乾燥剤(シリカゲル)の効果は約3ヶ月位になりますが、電気式補聴器乾燥機は乾燥剤の交換が不要なので管理も楽になります。
補聴器の乾燥と同時に紫外線UVランプで99%を除菌出来るタイプもあるので補聴器を清潔に保てます。
自分の耳に装着する補聴器だからこそ清潔にして使用したいですよね。

 

シーメンスシグニア パーフェクトドライラックスシーメンス
パーフェクトドライラックス

紫外線UVランプで99%を除菌
乾燥剤不要で低ランニングコストを実現します
急速ファン乾燥(30分)
45℃を超えない優しい乾燥

 

 

 

フォナック D-Drayフォナック
D-Dry

温風対流により補聴器を乾燥
UV-Cライトによる除菌効果で感染症のリスクを軽減
状況に応じて乾燥時間を選択可能(3時間モード/6時間モード)
通常乾燥 : 3時間モード
じっくり乾燥 : 6時間モード (夏場推奨)
乾燥剤の交換不要

 

補聴器は乾燥機や乾燥ケースでの保管が大事についての記事はこちら

 

冬場の補聴器は結露に注意

 

冬は室内外の温度差や、外気と耳の中の温度差などで耳掛け型補聴器のチューブ部分に結露が起こり水が溜まってしまう事があります。
チューブ内に溜まった水が音が止めてしまい一時的に断音してしまったり、補聴器の方に水が流れてしまうと故障の原因になってしまいます。
結露現象で水が確認された場合はしばらく暖かい場所に置いて蒸発するのを待つか、補聴器本体を持ってチューブを振り耳栓側から水を出してしまえば大丈夫です。
ティッシュなどを紙縒にして耳栓側からチューブ内の水を吸い取る対策も有効です。
結露は故障ではなく、冬場はどうしても起こりえる現象なので対策を覚えておくと安心です!

 

冬場の電池は無くなるのが早い!?

 

補聴器で使用する空地電池は名前通りに空気を取り込んで電気を起こす仕組みの電池です。
冬場の温度や、暖房などで空気中の二酸化炭素が増えたり乾燥状態になると通常よりも電池の持ち時間が短くなる事があります
使用する前に電池を温めたり、暖房を使用している時は換気をこまめにするなどの対策をしてみましょう。
冬はいつもより交換が早くなるのを意識して、電池の予備を準備しておいてください。

 

空気電池についての記事はこちら

 

まとめ

 

季節による気温の変化で補聴器の使い方や管理の仕方が変ってきます。
故障を予防して安心して補聴器を使用する為にも、季節ごとの管理の仕方や注意点を是非覚えて実践してみて下さいね。
関東補聴器では当社独自の延長保証をご用意しておりますので、より安心して補聴器をお使いいただけます。
詳しくは各店のスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

 

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補聴器の寿命(耐用年数)はどれくらい?買替えのサイクルは?

補聴器 寿命 宇都宮「補聴器の寿命ってどれくらいなの?」とか、「何年くらいもつの?」と聞かれることがあります。
一般的には補聴器の寿命(耐用年数)は5年程度といわれています。
日ごろのお手入れや保管の仕方などにもよりますので、必ずしも5年で使えなくなるというわけではありませんが、補聴器の寿命、買替えのサイクルは5年前後が一般的な目安になります。

工業製品は耐用年数がある

補聴器に限らず工業製品にはそれぞれ耐用年数というものがありますよね。
耐用年数とは原価償却資産が利用に耐える年数ということなんですが、一般的には耐用年数とは安心して使える期間とか、これくらいの期間なら問題なく使用できるように設計されていますよって感じですかね。
液晶テレビだとだいたい8年とかパソコンは4年とか言われてますよね。これが補聴器では5年といわれています。補聴器 寿命 宇都宮

補聴器の買い替えの理由

イラスト補聴器を新しく買い替える時の理由は耐用年数だからというだけではありません。耐用年数が来ても問題なく使っている方もいますし、その前に買い替えでしまう方もいます。補聴器も何十年とずっと持てばいいのですがそうもいきませんので、補聴器を利用している方の買い替える時の理由をいくつか挙げてみますね。

補聴器の経年劣化・故障

これは年月の経過と共に補聴器も年々劣化していきます。補聴器は精密な医療機器ですし、直接身体に触れて使うものですので、汗や湿気・皮脂などの影響や、気温・体温などの温度変化、振動などにより、部品の劣化やさびや腐食などが起こり故障になるケースがあります。

補聴器の形が合わなくなる

長年使っているとオーダーメイド補聴器の形や耳掛形補聴器のイヤモールドがゆるくなったり合わなくなってきます。
これは毎回耳への出し入れを行うことによりしだいに型がゆるくなってくるんですね。また体重の増減などでゆるくなったりきつくなったりすることもあるんですよ。ゆるみが出てくるとピーピー音(ハウリング)の原因にもなります。

聴力の変化

補聴器の調子が悪くなくてもご自身の聴力が年齢と共に変化してきて補聴器が合わなくなる場合もありますよ。ある程度の聴力の変化は補聴器の音の調整で賄うことはできますが、大きく聴力の変化がある場合などは調整では難しい場合もあります。

古くなって修理や調整ができない

補聴器が壊れたら修理をすればずっと使えるのかといえばそうではないんですね。
修理に使うバーツにも限りがあります。補聴器の販売終了後5年(メーカーにより6年のところもある)がパーツの保有期間になっていますので、あまりに年数の経った補聴器は修理ができなくなることもあります。
また、デジタル補聴器は音の調整をパソコンを使って調整しますので、古い補聴器の調整ソフトが新しいパソコンのOS(ウインドウズなど)に合わず調整できなかったりなんてこともありますよ。

新商品の発売・技術の進化

補聴器は日々の技術の進歩により新しい機能が搭載され、毎年のように新商品が発売されたりしています。耐用年数と言われている5年前の補聴器より価格性能比も良くなり、聞きやすく使いやすくなっているものもたくさん出ています。
たとえば5年前の補聴器と比べてみると、汗や湿気に強い防水補聴器が充実してきたり、スマートフォンと連動するスマート補聴器や電池交換の要らない充電式補聴器が出てきたりとだいぶ補聴器の種類やバリエーションも増えて、性能も良くなっていますよ。
今お使いの補聴器より聞きやすい、簡単、便利などがあれば年数にこだわらず買い替えてもいいと思いますね。

イラスト夏場に汗で補聴器が故障しやすく何度も修理している方などは、防水タイプの補聴器に買い替えた方が故障で修理に出す頻度も少なくなったり、だんだん目も見えづらくなって電池交換がおぼつかなくなってきた方などは充電式補聴器にすることで楽に快適に使えるようになるかもしれませんね。

補聴器を長持ちさせるには

補聴器を長持ちさせるには、日ごろからの点検やメンテナンス、保管の仕方なども重要になってきます。
使用後の補聴器には汗や皮脂、耳垢などが付着していたりしますので、使用が終わったらブラシなどでお掃除をし、乾燥ケースに保管をしてください。
また、2~3ヶ月に一度くらいは購入した補聴器専門店で定期的な点検やメンテナンスを受けたほうがいいですね。

補聴器は乾燥機や乾燥ケースでの保管が大事についての記事はこちら

 

補聴器 寿命 宇都宮

まとめ

補聴器 落下防止クリップ補聴器の耐用年数は5年とお答えしましたがあくまでも目安です。耳になじんで聞きやすい補聴器なら長くお使いいただくほうがいいですからね。もちろんメンテナンスはしっかりとしてくださいね。

関東補聴器では定期的なメンテナンスも随時行っていますので、お気軽にお越しください。

また、最新補聴器の試聴体験もできますので、お使いの補聴器が聞きづらくなったなぁなど感じましたら自分の補聴器と聞き比べてみるなどお試ししてみてくださいね。

関東補聴器宇都宮店へのアクセス

真空乾燥器で補聴器のメンテナンスを

s-aseだんだんと暑くなり、汗や湿気の多い季節になってきました。関東補聴器宇都宮店では補聴器の故障の原因になる汗や湿気を取り除く真空乾燥器によるメンテナンスを受けることをお勧めします。

関東補聴器 宇都宮店へのアクセス

汗や湿気は故障の原因

補聴器の故障の原因で多いのが汗や湿気などの水分によるものなんですね。
補聴器の内部に汗や湿気などの水分が入ってしまうと内部の部品が錆びたり腐食したりしてしまいます。
特にこれからの暑くなる時期は汗や湿気による故障がかなり増えてきますので、壊れる前に予防をしておきたいですね。

こんな方は特に真空乾燥器によるメンテナンスを

普段からの補聴器のメンテナンスを受けるのははもちろんですが、汗をかきやすい環境で補聴器を使われている方は真空乾燥器によるメンテナンスを受けると良いですよ。asekaki

 農作業や野外でのお仕事をされている方
 ウォーキングやジョギングなどスポーツをしている方
 厨房など湿気の多い所でお仕事をされている方
 釣りなどアウトドアの趣味の方
 お子さんや日頃から汗かきの方

補聴器の真空乾燥器とは

補聴器用真空乾燥器(ウルトラバック)は補聴器をチャンバー内に入れ、チャンバー内部を真空状態にすることによって、補聴器の内部の湿気までもしっかり乾燥する専用の乾燥機械です。urutora-m

関東補聴器宇都宮店には補聴器の真空乾燥器(ウルトラバック)が常設してありますので、いつでも補聴器の内部乾燥ができますので、お気軽に補聴器のメンテナンスにお越しください。

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