補聴器を嫌がるので使ってくれなくて困っている方へ【みんなで楽しい会話を楽しむために】

 

聴力は年を重ねるごとに緩やかに低下していくので難聴は自分ではなかなか自覚するのが難しく、ご家族や周りの方が先に気付く事が多い様です。
本人に自覚がないままだと年寄りっぽいなどの補聴器へのマイナスイメージだけが先行して嫌がってしまう方がいらっしゃいます。
ご家族や周りの方のすすめにより補聴器を購入しても、本人が納得していないと使うのを嫌がってしまう事もあります。
強くすすめてもかえって意地になってしまい補聴器を嫌がるパターンもありますので、本人だけの問題ではなくご家族や周りの方の問題として一緒に考えて参加していただき、問題を解決をしていきましょう。
よりよい聴こえは生活の質を改善してくれますからね♪

 

補聴器の説得は慎重に

 

 

本人に難聴の自覚があったとしも補聴器の使用をすすめられるのは精神的なショックはとても大きいと思います。
強くすすめると意地になってしまい補聴器をますます嫌がるケースもよく聞きます。
その流れで補聴器の購入をしても良い結果は得られにくいですよね。
難聴を指摘するのも、補聴器をすすめるのも直接的ではなく、時間をかけて優しく伝えてあげて下さい。
歳を重ねた自分の年齢を受け入れるのは覚悟と時間が必要ですからね。

 

 

補聴器を使う事でのメリットを伝えましょう

 

補聴器 宇都宮 快適 会話

 

難聴がすすむと聞き返しや聞き間違えが増えたりするので、積極的に会話に参加する意欲が少なくなってくる方もいらっしゃいます。
家族の団欒の輪に1人だけ入れないのは寂しいですよね。
会話は重要なコミュニケーション手段の一つです。
補聴器を使用すれば楽に会話が聞こえるようになる、楽しく会話をしたいから使ってみようよなどの使用する事での前向きな提案をした方が上手くいくケースが多い様です。
何度も同じ事を言うのは疲れる、大きな声出すのは嫌だから着けてとのマイナスな提案だと言われる本人も嫌な思いをして仲も悪くなってしまいます。

 

誰にでも聴力の低下は起こります

 

人は年齢を重ねると聴力の低下は誰にでも起こるのは自然な事です。
30代から聴力の低下が徐々に始まり、個人差はありますが60歳代前半では5~10人に1人、60歳代後半では3人に1人、75歳以上になると7割以上が難聴で悩んでいるとの報告もあります。
最近では現役世代の方でも、仕事での聞き間違え対策や会議での会話での聞き逃しへの対策に補聴器を積極的に使用している方もいます。
補聴器=高齢者ではありません。
難聴が認知症の危険要因にもなりえるとの研究結果もありますので、周りに聞こえにくいと悩んでいる人がいらっしゃったら補聴器の使用を提案してみて下さい。

 

【年齢別の平均聴力】

補聴器 聴力 宇都宮

補聴器 難聴 宇都宮

 

聴と認知症の関係についての記事はこちら

 

補聴器へのマイナスイメージを払拭させましょう

 

補聴器は年寄りっぽい、雑音がするんじゃないか、ピーピー鳴って周りで購入して失敗した人がいるから購入したくないとのマイナスイメージで使用するのを躊躇する人も多いと思います。
最近の補聴器は昔の大きな肌色の補聴器だけではなく、目立たない小型の補聴器やおしゃれで可愛い色やデザインの補聴器も登場してきましので、補聴器で個性を出しておしゃれしてみるのも楽しいですよ。
音の調整も細かく出来るようになり、雑音を抑える機能も強力になっているので会話を楽に楽しめる補聴器もありますし、しっかりと耳に合う補聴器を作ればピーピーと鳴るような事もありません。
しかし、補聴器の調整も販売しているお店や店員の経験によっては適切な補聴器を選んでくれなかったり、しっかりと調整をしてもらえない事もあるかもしれません。
補聴器の知識や経験がないと取得できない『補聴器認定技能者』という資格がありますので、技能者が居る販売店で相談してみましょう。

 

補聴器認定技能者についての記事はこちら

 

まとめ

 

個人の性格は様々ですから補聴器の使用する説得にも正解はありませんが、補聴器は難聴になった方が会話を楽しむのを補助をしてくれる医療機器です。
楽しむ事を提案するのですから、前向きな意見で説得をした方がお互いに良いですよね。
加齢による難聴は誰にでも起こる自然な事です。
視力が低下して見えにくいならメガネで、聴力が低下して聞こえにくいなら補聴器で補助すると生活が楽しくなるよと伝えてくださいね。

 

関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

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きこえにお困りの方がいるご家族様や周囲の方へ

会話は生活を豊かにする大切なものです。
難聴はご本人の問題だけではなく、家族や周囲の方とのコミュニケーションを難しくしてしまいます。
聴力の衰えは少しずつ進行していくために、音が聞こえなくなっていることに自分で気づきにくく、本人よりも周囲の方のほうが早く気が付く事もあります
よりよいコミュニケーションのために、ご家族や周囲の方もご一緒にきこえの問題や補聴器の事などを考えてみて下さい。

 

難聴になったのかな?と思う時

 

加齢による難聴は高域の音から少しづつ聞き取りにくくなっていくので、音によっては聞こえている時や聞こえない時があったりします。
以下の項目に当てはまる場合は難聴になっている可能性がありますので、補聴器を使用してもらう事を考えてみましょう。

 聞き返されることが多くなった
 会話の内容が理解できてないと感じる時がある
 後ろから呼びかけても反応がない
 話し声が大きくなってきた
 テレビのボリュームが家族や周りの方よりも大きくしている
 電子レンジなどのお知らせの電子音が聞こえていないみたい補聴器 チェック きこえ 宇都宮

 

 

補聴器を嫌がる方もいらっしゃいます

補聴器 メリット 利点 宇都宮

 

周りの方が難聴を指摘しても、ご本人が自覚をしていなかったり、補聴器へのマイナスイメージで使用を嫌がる場合もあります。
ご本人が使用する意思がないのに購入しても、結局補聴器を使わないままになってしまいます。
大きな声を出したり、何度も同じことを繰り返して言わなくてはならない大変な状況を知ってもらい、楽に会話ができる楽しさを伝えてください。
補聴器を使用することで楽しい会話ができる、今まで聞こえてなかった大切な音が感じられるようになるなどの利点を説明することでも前向きに検討してもらえる場合もあります。
使用後のメリットを考えてもらえると理解を得やすいと思います。

 

補聴器を使用後のご家族様や周囲の方の注意点

補聴器 話し方 注意 宇都宮

 

難聴になると音だけの情報だけでは、会話の内容を理解するのが難しくなってきます。
目からの情報も大切になってくるので、表情や口元が見えるように正面から話しかけて下さい。
補聴器が音声を増幅してくれるので大きな声を出さなくても大丈夫なのですが、ゆっくり』と『はっきりと話しかけた方が伝わりやすくなります。
早口や不慣れな単語も聞き間違えやすいので、話しかける方も注意は必要です。

 

まずはご相談を

 

補聴器を使用して、楽に会話が聞こえるようになると今まで躊躇していた色々な事にチャレンジしてみたいという意欲が湧いてきます。
生活の質を向上させるためにも、補聴器の使用をみんなで一緒に考えてみませんか?

補聴器 家族 相談 宇都宮
関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。

 

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栃木県で補聴器の出張訪問サービスを希望の方

 補聴器出張訪問 宇都宮最近は自動車の事故も多いし、車で宇都宮市内のお店まで運転していくのは不安だなぁって方も多いと思います。
関東補聴器では創業以来30年以上にわたり補聴器の出張訪問サービスを行っています。栃木県内は関東補聴器宇都宮店と古河店の2店舗で補聴器の出張訪問サービスを行っています。

補聴器のお店まで行くことがむずかしい

イラスト補聴器に関することで補聴器専門店に相談したくても補聴器専門店まで出向くことのできないこともありますよね。

 

・交通が不便で自家用車もない
・健康に不安があって外出できない
・そもそもどこに補聴器専門店があるか知らない
・補聴器専門店までの距離が遠い
・近くに補聴器を扱っているメガネ屋などはあるが補聴器の専門店がない

関東補聴器の補聴器出張訪問サービスとは

出張訪問 宇都宮直接、補聴器店まで行かなくても補聴器専門店の認定補聴器技能者が自宅や施設まで来てくれて、補聴器に関する相談やサービスを行ってくれるものです。

 

補聴器出張訪問サービスのエリア

栃木県内は関東補聴器宇都宮店と古河店で補聴器の出張訪問サービスを行っています。

関東補聴器 宇都宮店の出張訪問サービスエリアは、県央部(宇都宮地区・鹿沼地区・芳賀地区)・県北部(那須地区・日光地区・塩谷地区)が対応サービスエリアとなっています。
宇都宮店の出張訪問サービスエリアはこちら
関東補聴器 古河店の出張訪問サービスエリアは、県南部(小山地区・栃木地区・両毛地区)が対応サービスエリアとなります。
古河店の出張訪問サービスエリアはこちら

補聴器出張訪問サービスで可能なことは

補聴器出張訪問 宇都宮使用中の補聴器の調整・点検・メンテナンスはもちろん、新製品補聴器の試聴体験、補聴器調整のための聴力測定、消耗部品の交換や修正など、補聴器店舗と同様のサービスを自宅にいながら全て行うことができます。

 

補聴器は購入後の調整やメンテナンスが重要

補聴器は、買っておしまいの商品ではなくて、購入後の調整や点検メンテナンスなどがとても重要です。自宅の音環境に合わせて音の調整をすることは、とっても大事ですよね。
交通量の多い大通りに面したお家にお住まいなのか、静かな山の中にお住まいなのかなど、補聴器をご使用する環境によっても音の調整や設定も違ってきますので自宅訪問サービスは必要ですよね。

 

栃木県内で補聴器の出張訪問サービスを希望の方はお気軽に関東補聴器にご連絡ください。出張訪問サービスエリアに合わせて宇都宮店と古河店で協力して対応・サポートさせていただきます。補聴器 レンタル 貸出し 注意

 

関東補聴器 宇都宮店のお問い合わせ

関東補聴器 古河店のお問い合わせ

介護保険で補聴器は買えるのか

介護保険 補聴器 宇都宮介護保険を使って補聴器は買えるのかと言う問い合わせが多いのですが、補聴器の購入には残念ながら介護保険は使えません。
介護保険は介護用品や介護サービスを受けるのには適用されますが、補聴器などの医療機器の購入には適用されないんです。

高齢福祉と障がい福祉

イラスト介護保険は高齢福祉のサービスの一つになります。一方、補聴器は高齢者だけではなく聴覚障がい者を対象としていますので、障がい福祉の障害者総合支援法での対応になるんですね。

補聴器の購入に使える公的補助は

高齢者 補聴器 購入 介護保険難聴が重度で聴覚障害の障害者手帳を交付されている方は、障害者総合支援法の補聴器の交付制度で補聴器の交付を受けることができます。補聴器購入費の補助になる自治体と補聴器の現物交付がありますのでお住まいの自治体に問い合わせが必要です。
この制度は高齢者でも聴覚障害の程度が該当していれば手続きをすることで受けられます。

障害者総合支援法についてはこちら

自治体独自の制度もある

市町村によっては高齢者に対する補聴器の交付制度がある所もありますので、お住まいの自治体に問い合わせてみると良いかもしれませんね。福祉サービス 介護保険 宇都宮
宇都宮市では高齢者のための福祉サービスの中に、老人福祉補聴器の交付制度というものがあります。
条件は、おおむね65歳以上の高齢者で、身体障がい者の聴覚障がいに該当せず一側耳の聴力レベルが、55デシベル以上90デシベル未満、他側耳の聴力レベルが55デシベル以上70デシベル未満で、専門医師により補聴器の使用が必要と認められた方に、補聴器(高度難聴用ポケット型か高度難聴用耳掛型)を交付してもらえます。
ただし、生計中心者の前年の所得税額により負担額が変わるようです。

介護が必要で来店が困難な方は補聴器の出張訪問サービスを

補聴器専門店では、補聴器の出張訪問サービスを実施している店舗があります。電話1本で補聴器専門スタッフが自宅や入所している施設などに訪問し、店舗と同じサービスを受けることができます。
介護を受けていてなかなか外出できない方はぜひご利用ください。補聴器 出張訪問

関東補聴器宇都宮店の出張訪問サービスはこちら

まとめ

介護保険は補聴器購入には適用されませんが、条件によっては他の公的な補助や援助が受けられる場合がありますので、お住まいの福祉課などに問い合わせてみるといいですね。
また、介護保険の適用品目も追加されたり変わったりすることもあるようなので、なにかいい情報があったときはホームページでお知らせします。補聴器 初めて 注意点

関東補聴器宇都宮店へのお問い合わせ

近くに補聴器専門店がないが出張訪問はしてくれるの?

houmon2先日、那須烏山市のお客様から「近くに補聴器を売ってるお店はあるが専門店がないので出張訪問はしてくれますか」と問い合わせがありました。
関東補聴器宇都宮店では栃木県内であれば自宅への出張訪問もしておりますので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。

近くに補聴器専門店がない

イラスト補聴器の相談や購入を考えていても宇都宮市のような大きい街なら補聴器の専門店はありますが、地方の小さい市町村だと補聴器を扱っているお店はあっても補聴器の専門店というのはなかったりしますよね。
自分の耳に合った補聴器を専門店で作りたいと思っていても難しいですよね。

出張訪問サービスとは

お店に行くのではなく、関東補聴器宇都宮店のスタッフが直接ご自宅に伺って補聴器の相談やメンテナンスを行うサービスです。

こんな方が利用しています。

 近くに補聴器専門店がない
 交通手段がなくて補聴器店まで行くのが困難
 介護を受けていて補聴器店までいけない
 以前は補聴器店まで行けたが、車を乗らなくなって補聴器店まで行けなくなった
 補聴器が欲しいが補聴器専門店の場所がわからない
 自宅でゆっくり補聴器の相談がしたい

自宅でできるので安心

ご自宅に認定補聴器技能者がお伺いし、補聴器の相談・お耳の測定・補聴器の試聴・耳型採りとお店にご来店するのと同じことがご自宅で出来ます。
ご自宅でできるので、「補聴器専門店は入りづらい」とか、「お店でお耳の測定は緊張してしまう」などはなく、リラックスしてご家族と一緒に聞いてもらうことができるので初めての方にも大変好評ですよ。houmon3

出張訪問サービスエリア

関東補聴器宇都宮店 出張訪問サービスエリア

大田原市・鹿沼市・さくら市・塩谷町・高根沢町・那珂川町・那須町・那須烏山市・那須塩原市・ 日光市・芳賀町・益子町・壬生町・真岡市・茂木町・矢板市

 

上記以外の栃木県南地域は関東補聴器古河店で出張訪問サービスを行っています

関東補聴器古河店 出張訪問サービスエリア

小山市・野木町・下野市(南河内町・国分寺町)・栃木市(岩舟町・大平町・藤岡町)・佐野市(田沼町・葛生町)

近くに補聴器専門店がない・ご来店が困難という方はぜひ当店の出張訪問サービスをご利用ください。

補聴器の出張訪問サービスはこちら

高齢者は補聴器の購入に介護保険は使えるのか

kaigohoken1高齢者は補聴器を購入するときに介護保険は使えますかと言う問い合わせがありました。
公的な補助や介護保険などいろいろある中で補聴器の購入に使えるものを説明しますね。

介護保険は補聴器購入には使えない

残念ながら介護保険は補聴器購入には使えません。介護保険は介護用品や介護サービスには使えますが、補聴器は医療機器になりますので介護保険は使えないんです。kaigo1maru kaigomarukaigo2batu

補聴器の購入に使える公的補助は

tetyou1じゃあ他に何か補聴器購入に使える公的な補助はないかというと、補装具費支給制度というものがあります。障害者総合支援法による補聴器の交付の事ですね。

これは聴覚障害で障害者手帳を持っている人が対象にはなってしまいますが、制度対象の補聴器であれば原則一律1割の自己負担で補聴器が支給されます。(所得によっては例外もあります)

自治体によって独自の助成制度も

上記の補装具費支給制度の対象にならないかた向けに、自治体によっては独自に助成金制度を設けているところもありますので、お住まいの各自治体に問い合わせてみてください。
高齢福祉とか老人福祉などの名前である場合が多いですよ。

宇都宮市でも老人福祉補聴器の交付という制度があります。
高齢者のための福祉サービスということで、条件はありますがおおむね65歳以上の高齢者で、身体障がい者の聴覚障がいに該当せず、一側耳の聴力レベルが、55デシベル以上90デシベル未満、他側耳の聴力レベルが55デシベル以上70デシベル未満で、専門医師により補聴器の使用が必要と認められた方に、補聴器(高度難聴用ポケット型か高度難聴用耳掛型)を交付してもらえます。
やはりこれも生計中心者の所得により負担制限がありますので、くわしくは高齢福祉課 福祉サービスグループで聞いてみて下さい。soudan1

介護を受けているのでなかなかお店に行けない

介護を必要としているのでなかなかお店まで行けない方もいますよね。そんな時はご自宅への出張訪問も可能な関東補聴器 宇都宮店の出張相談サービスを受けてみてはいかがでしょうか。
栃木県内であればほぼご訪問できます。

出張訪問サービスはこちら

高齢の老人性難聴でも補聴器は使えるか

roujin1那須町での相談会に来場されたお客様から「高齢の老人性難聴でも補聴器は使えるの」と聞かれました。
老人性難聴でも自分に合った補聴器を選び、補聴器を使って会話を楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいますので、一度試してみてください。

加齢と共に聴力は下がる

健康な人でも年齢とともに聞こえが下がってきます。これを老人性難聴とか加齢性難聴と言うんですが、個人差はありますが、だいたい30代頃から少しづつ低下していきます。
よく子供や若い人にしか聞こえない音でモスキート音と言うのがありますよね。あれは加齢と共に高周波の音が聞き取りづらくなるのを利用したものなんですよ。gurafu

自分では気が付きにくい

roujin老人性難聴は年齢と共に少しづつ低下していくのでなかなか自分では気づかない場合があります。

ご家族や周りの方が話しかけても返答がなかったりして気づいたり、テレビの音量が大きくなっていて気づいたりすることが多いですね。
また、聴力が下がっているのでお話する声が大きくなったりしてご家族が気付く場合もあります。

老人性難聴の3つの特徴

老人性難聴にはいくつかの特徴があります。
 高音域(高い音)から下がっていく
会話の聞き取りにはあまり支障のない高音域から少しづつ下がっていくので、なかなか気がつきづらいです。
 両耳とも同じように下がる
左右どちらかだけ聞きづらいのではなく、両耳とも同じように下がっていきます。
 言葉の聞き取りが悪くなる
音が小さく聞こえるだけでなく、言葉の理解度が低下(周波数分析障害)する傾向がありますので、声は聞こえるけど何を言ってるかわからないなど会話の内容がはっきりしない場合があります。

前向きな気持ちが大事

何事もそうですが、補聴器をつける上では前向きな気持ちもとても重要です。
なるべくであれば補聴器なんて着けなくて済むのであればそれに越したことはないのですが、genki老人性難聴は一般的には治療で治すのは困難とも言われてますよね。
また難聴は認知症発症の危険因子の一つに挙げられ、放っておいて良くなるものでもありません。
どちらかと言うと年々下がっていくことの方が多いので、聞こえづらさを感じたら早めの補聴器装用をお勧めします。
少しでも聞きやすくなるのであれば一日でも早い方が良いですよね。

よく高齢のお客様で「先が短いから着けなくていいよ」なんて言う方もいますが、逆に考えて補聴器を着けてご家族や友人との会話を楽しむ方が気持も前向きになり楽しく充実した生活が送れるような気がします。

ご家族や周りの方の理解と協力

残念ながら補聴器を着けたからと言っても耳が治るわけではなく、若い頃と同じような聞こえに戻るわけでもありません。
補聴器を着けてうまく聞き取れるように、ご家族や周りの方もお話の仕方や伝え方など理解と協力が必要となってきます。

補聴器を使用している人への話し掛け方

・表情や口元がわかるように正面から話しかけて下さい
・離れていると声は小さくなってしまうので、なるべく近づいて話掛けて下さい
・高齢の方は早口は難しくなるので、ゆっくり話掛けて下さい
・名前を呼んだり、肩をたたいたり意識をこちらに向けてから話しかけて下さい
・大きい声でなく普通の声の大きさで話しかけて下さい
・わからない言葉などは言い方を変えたり言い回しを変えたりして下さい
・長い文章ではなく一つ一つを短く話しかけて下さい

補聴器専門店へご相談下さい

聞こえにくいなと感じましたらご家族と一緒に関東補聴器宇都宮店にご来店ください。
認定補聴器技能者と補聴器アドバイザーがお客様の聞こえに合った補聴器選びのお手伝いをさせていただきます。
また、障害者総合支援法対応補聴器取扱い店でもありますので、補装具費支給制度も利用することが出来ます。
ご来店が難しい方は栃木県内であればご自宅への出張訪問サービスも行っています。

関東補聴器宇都宮店へのアクセス

難聴になると認知症になるのか

難聴になると認知症のリスクが高くなると言われています。
これは2015年1月に厚生労働省から新オレンジプランとして発表がありました。s-ninti

認知症患者は462万人(2012年厚生労働省しらべ)

現在認知症の患者は462万人、65歳以上の高齢者の7人に1人となるそうです。gimon1-m
認知症の予備群を合わせると高齢者の4人に1人が認知症もしくは予備軍ということになります。
これは医療機関などで認知症と診断された人の数ですから、実際はもっと多いのかもしれませんね。

難聴と認知症の関係

厚生労働省の新オレンジプランでは難聴も認知症の危険因子の一つにあげられていますので、全く関係が無いとは言いきれないようです。
難聴になると相手の声が聞きづらくなったり聞き間違いが増えたりと人との会話に支障が出てきます。
周りの方とのコミュニケーションが取りづらくなり、外に出なくなったり、社会参加を避けたりと内に籠りがちになったりしてしまいます。
聞こえない状態を少しでも改善させて人との関わりをもつことが認知症の予防にもなると思います。

難聴は自分では気づきづらい

人間の聴力は30代の頃から少しづつ低下していくんですね。最初は日常の会話ではそれほど支障のない高い音(高音)から下がっていくのですが、だんだんと会話で使う音域も下がっていきます。
ただ、少しづつ下がっていきますので、自分ではなかなか聴力低下に気が付きにくく、ご家族や周りの方のほうが早く気づく場合が多いです。

補聴器が出来ること

補聴器は認知症を治すことも難聴を治すこともできませんが、コミュニケーションツールのひとつとして日常の生活の質を少しだけ上げることは出来ると思います。家族や友人とのさりげない会話、聞こえないことで勘違いされてしまう、聞こえることによる危険の回避など毎日の生活でお役に立てると思います。

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もし、ご自身で「最近聞きづらいな」とか、ご家族に「最近聞こえが遠くなったんじゃないの」と言われたりがありましたら、お気軽に関東補聴器宇都宮店までご相談下さい。

 

また、ご希望の方に「家族の健康」の小冊子を進呈いたしております。s-kenkou

 

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高齢者の補聴器購入に補助金や助成金などがあるのか

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高齢者の補聴器を購入するときに公的な補助金や助成金などがあるのかとの事ですが、補助金や助成金とはちょっと違いますが、障害者総合支援法での補装具費支給制度というものがあります。

補装具費支給制度ってどんな人が対象になるの

この制度は補聴器を購入する人すべてが対象ではなくて、聴覚障害で身体障害者手帳を持っている方が対象になります。

年齢で聞こえづらくなってももらえる?

年齢とともに聞こえづらくなる加齢性の難聴も聴覚障害のひとつでありますので、身体障害者の基準に適合していれば、手続きをして障害者手帳を取得すれば補装具費支給制度を利用することができますよ。

障害者手帳の交付手続きの方法と補聴器の交付手続きの方法

自治体により手続きの方法が違うところもあると思いますが、大まかな流れはこんな感じになります。

 障害者手帳の交付手続きの手順

お住まいの市町村の福祉事務所または福祉課で「身体障害者手帳交付申請書」と「身体障害者診断書・意見書」 を受取り、判定医の紹介を受けます。

指定された判定医で診断してもらい、「身体障害者診断書・意見書」を書いてもらいます
※診察料・診断書作成料がかかります。

福祉事務所または福祉課へ「身体障害者手帳交付申請書」と「身体障害者診断書・意見書」を提出します。
手帳交付についての判定が行われます。

判定の結果、許可がおりれば「身体障害者手帳」の交付となります。

 障害者手帳を取得した後、補聴器の交付手続きを行います。

身体障害者手帳を持ってお住まいの市町村の福祉事務所または福祉課へ行き「補聴器購入費用給付申請書」、「補聴器購入費用給付診断書・意見書」をもらい、判定医の紹介を受けます。

指定された判定医で診断してもらい、「補聴器購入費用給付診断書・意見書」を書いてもらいます。
※診察料・診断書作成料がかかります。

「補聴器購入費用給付診断書・意見書」をもって補聴器販売店に行き、意見書に基づいて見積書を作成
してもらいます。
※意見書を福祉課に持っていき、福祉課より販売店へ見積書依頼となる市町村もあります。

判定の結果、許可がおりれば「補装具費支給券」がご自宅へ届きます。

「補装具費給付券」を持って補聴器販売店へ行き補聴器を購入します。

その他の補助金や助成金について

宇都宮市では高齢者のための福祉サービスということで、老人福祉補聴器の交付という制度があるみたいです。

条件がありますのでだれでも対象ということではありませんが、おおむね65歳以上の高齢者で、身体障がい者の聴覚障がいに該当せず、一側耳の聴力レベルが55デシベル以上90デシベル未満、他側耳の聴力レベルが55デシベル以上70デシベル未満で、専門医師により補聴器の使用が必要と認められた方に、補聴器(高度難聴用ポケット型か高度難聴用耳掛型)を交付する制度です。
ただし、所得により負担額が変わるようなので、詳しくは高齢福祉課に聞いてみて下さい。

その他の地域でも自治体によって独自に補助金や助成金を出しているところもあるかも知れませんので、お住まいの自治体に問い合わせてみるといいと思います。