
先日、大田原市のお客様から、「防水補聴器は耳掛形ばかりだけど耳穴型はないの?」と質問されました。
防水補聴器は欲しいけど耳掛形はちょっと・・・と考える方もいますよね。
シバントス(シーメンス)のアクアリスのようなIP68防水防塵とはいきませんが、シバントスのオーダーメイド補聴器でオプションではありますが、IP57防水防塵補聴器にできる補聴器はあります。
汗をかく夏場は故障が増える
補聴器は耳掛形でも耳穴型でも肌に触れて使用する性質上、汗や湿気の影響を受けてしまいます。
そのため夏場は汗や湿気の影響で故障が増えてしまいます。汗をかくなとは言えませんし、だからといって汗をかく度外しておく事もできませんよね。
また、故障してしまうと修理をするのに何日も補聴器を預けなくてはならなくなったり、修理代も掛かったりしますよね。
防水補聴器というのは
汗や水が掛かっても安心して使えるのが防水補聴器になります。防水補聴器と呼ばれるものは、防水・防塵の国際保護等級を取得してあり、IP○○と表記されています。
例えば、IP68と書いてあれば防塵等級6級の防水等級8級となります。数字が大きい方が優れた等級と言うことになりますね。
防水補聴器といっても全部同じ防水性能があるという訳ではないので、このIP○○の数字を参考にするといいですよ。
防水補聴器は耳掛形が多い
各メーカーから多くの防水補聴器が出てきていますが、ほとんどの防水補聴器は耳掛形が主流となってますね。
レシーバ分離型(RIC)の耳掛補聴器から高・重度難聴用の耳掛形補聴器までたくさんの種類が出ていますので、難聴の程度に関係なく防水補聴器を選ぶことができますよ。
耳穴型の防水補聴器というのは
耳穴型の防水補聴器というのは、シーメンス・シグニア補聴器のオーダーメイド補聴器(インシオ)で、プライマックス(primax)・バイナックス(binax)・マイコン(micon)シリーズのCIC、CIC312以外で付けることが可能なアクアプロテクトというオプションです。
このアクアプロテクト(¥6000)を付けることによって、IP57防水防塵補聴器になるんですよ。
アクアプロテクトの防水加工
マイクへの水やほこりの浸入を防ぐアクアカバー
電池ケースから補聴器内部への水の浸入を防ぐアクアロッカー
防水等級は低いので耳掛形ほどではない
最初に言いましたが、アクアリスなどの耳掛形の防水補聴器に比べると防水防塵等級は低いので、同じような防水性能までは求めないで下さいね。
今まで耳穴型を使っていてそれよりも汗や水に強い補聴器を希望している方や、スポーツなど汗や水に気を遣わないで過ごしたい方、耳穴型でもなるべく汗や水に強い補聴器を探している方などにお勧めです。
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