
補聴器の種類、使用状況、電池のサイズによっても変わってきますが、10~20日程度です。
目立たない小型補聴器の1番小さな電池だと5~7日程度で交換時期がくる電池もあります。
交換時期がきたら補聴器からお知らせ音が鳴るなどのサインがありますので、交換してください。
補聴器の電池の種類
補聴器の電池は特殊な空気電池を使います。
空気電池には「PR536(10A)」「PR41 (312)」「PR48 (13)」「PR44 (675)」の大きさの異なる4つの種類があります。
ほとんどの電池メーカーは1パック6個入りで販売しています。
電池の大きさが違うと補聴器に入らないので、購入する前に自分の補聴器の電池の種類をしっかりと確認しましょう。

空気電池とは
空気電池は小さく軽量なのに容量が大きいのが特徴です。
電池の表面に小さな空気穴があり、空気を取り入れて発電します。
最近は無水銀の空気電池が出てきて、環境にも優しいです。
空気穴が空いている部分にはシールが貼られて販売されています。
シールを剥がした時から空気を取り入れて電気の発電を始めて、約1分後から使用可能になります。
補聴器を使わなくても約1ヶ月位で電池の残量がなくなってしまうので、注意が必要です。
冬は補聴器の電池の寿命が短くなります
空気電池は乾燥状態と二酸化炭素に弱いです。
石油ストーブやガスストーブなどの暖房機を使用している環境下では、電池寿命が短くなることがあります。
換気を十分に行って補聴器を使用して下さい。
乾燥剤が入っている補聴器の乾燥ケースに電池を入れた場合も電池寿命が短くなるので、補聴器を一緒に電池を入れないようにしてください。
電池が小さいので交換が大変…
最近は充電が出来る補聴器も登場してきました。
補聴器も小型化してきているので、小さい電池の交換が大変だった方におススメです。
電池の交換もいらないので手間いらずで、電池代もかからないので省エネです。
シーメンス・シグニア補聴器
セリオン
ワイヤレス充電可能なリチウムイオン電池を搭載した世界初の補聴器です。
充電器に置くだけで自動的に充電が開始されるため、煩わしい電池交換の手間が省けますね。
瓶のように隙間のない密閉構造型補聴器で防水・防塵対応の国際保護等級で最高のIP68を取得。
万一失くしても1年間の紛失保証付き。
フォナック
フォナック オーデオB
たった3時間の充電で24時間の連続使用が可能です。
忙しくても時間のない朝でも、30分充電するだけで、6時間装用することができますよ。
付属の充電ケースは乾燥の機能も備えているので、電池を取り外して乾燥ケースに入れる手間がかかりません。
防水・防塵のIP68対応。
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まとめ
補聴器で使用する電池は普通の乾電池と違い、特殊な空気電池を使用しますので使用方法も管理の仕方も変わってきます。
空気電池の特徴を理解した上で上手に使いましょう。
関東補聴器では全店に認定補聴器技能者が在籍し、皆様の補聴器や聞こえの悩みなどの無料相談を承っていますので気軽にお問い合わせください。