補聴器の種類について説明していきましょうね。

補聴器には、いろいろな種類がありますので、ご自分に合った種類、希望の種類を補聴器専門家と相談しながら選ぶと失敗もなく納得できる補聴器に出会えることと思いますよ。

耳穴型オーダー補聴器

耳の穴の中にスッポリと収まる小さく、高性能な補聴器です。

あなたの耳型を採取し、耳型に合わせてオーダーで作成します。右耳ならば右耳用、左耳なら左耳用となります。
また、あなたの耳型に合わせますのであなただけの補聴器となり他の人は使えません。
例えるならば「入れ歯」に似ていますよね。
耳型にピッタリ合わせてありますので、装用感もよく落下する心配もありません。
耳の中だけで納まるので帽子やメガネ、マスクなどの邪魔にならず、一番人気の種類ですね。

耳かけ型補聴器

耳の上に引っ掛けて耳栓だけを耳穴に入れて使用する一般的な種類です。

既製品の本体は価格・性能とも数多くの補聴器がありますので価格や性能・使い勝手なども含めて補聴器専門家と相談して補聴器選びをしましょうね。
汗や汚れに強い防水機能や装用感の良い極小タイプの耳かけ型補聴器もあります。
耳掛け型補聴器の本体は、既製品ですので設定によって右耳でも左耳でも使用できます。
耳型を採取し耳栓をオーダーメイドで作成する「イヤモールド」を使えば、あなた専用の補聴器に早変わり。

ポケット型補聴器

携帯ラジオのように補聴器本体からコードの着いたイヤホンが出ていて、そのイヤホンを耳に入れて使用します。

補聴器本体が大きいため目が悪い方や手先が不自由な方に向いていますね。
使用する電池も大きな電池を使用するため長持ちします。

ご紹介したように補聴器の種類は大きく分けて３タイプになりますので、あなたの耳の状態にしっかり合わせ、性能を考慮し、使い勝手を含め、補聴器専門家と共に間違えのない補聴器選びをしましょうね。